求人を探しているとき、最初に見るのはどこですか?
給与、休日、勤務地、仕事内容。
もちろん、どれも大切な情報です。
でも、条件を見て「ちょっといいかも」と思った会社について、いざ「応募する?」と考え始めると、それだけでは決められないことがあります。
求人を「探す」ときに見る情報と、
「ここに応募しようかな」と考えたときに知りたくなる情報は、少し違います。
この記事では、給与や休日などの条件だけでは分かりにくい部分まで含めて、求人票をどう見ればいいのかを一緒に考えていきます。
全部を調べてから応募しなければいけない、という話ではありません。
大切なのは、求人票を見ながら「この会社で働く自分を少し想像できるか」ということです。
求人票、みんなどこまで見てる?
同じ求人票を見ても、気になるところは人によって違います。
僕はまず給与と勤務地かな。仕事内容もだいたい合ってたら、とりあえず説明会とか行ってみたい。
私は求人を見て気になったら、会社の採用ページも見るかな。SNSとか社員紹介があったら、それも見ちゃう。
僕は仕事内容が気になる。「未経験歓迎」って書いてあっても、入社してからどうやって仕事を覚えるのか分からないと、ちょっと不安かも。
面白いね。同じ求人を見てるのに、気になってるところが全然違う。
じゃあ、「求人を探しているとき」と「本当に応募しようかなと思ったとき」で、見たい情報は変わるのかな?
実は、この違いを考えるうえで参考になる求職者調査があります。
次は、実際に求職者が「応募しようと思ったとき、どんな情報を知りたくなるのか」を見てみましょう。
「求人を探す」と「応募を決める」では、見たい情報が変わる
求人を探し始めたときは、給与や勤務地、休日などの条件を見ながら候補を絞っていく人も多いと思います。
でも、「この会社に応募しようかな」と考え始めると、気になることが少し具体的になります。
その違いが分かりやすく表れているのが、次のデータです。
ポイントは、「条件が良いか」だけではなく、「実際に働いたらどうなるのか」を判断するための情報が求められていることです。
たとえば「未経験歓迎」という言葉を見つけたとします。
求人を探している段階なら、 「自分も応募できそう」 という判断材料になります。
ところが、本当に応募しようとすると、
- 具体的にはどんな仕事をするのか
- 未経験でも仕事を覚えられるのか
- 入社後に教えてもらえる環境があるのか
- どんな人たちと働くのか
といった、入社後のことまで気になってきます。
確かに。「求人を見つけるための条件」と「本当に応募するために知りたいこと」って、ちょっと違うかも。
僕が仕事内容とか入社後のことまで気になるのも、「応募できるか」じゃなくて「働けそうか」を考えてるからなのかな。
そうかもしれないね。条件を見るのは会社を探すため。その先では、「自分がそこで働く姿を想像できるか」が気になってくる。
求人を見るときのヒント
「応募条件を満たしているか」だけでなく、「入社した自分を少し想像できるか」まで見てみる。
では、求人票から「働く姿」を想像するには、具体的にどこを見ればいいのでしょうか。
ここからは、求人票に書かれている情報を一つずつ、少し深く見ていきます。
求人票は「条件表」ではなく、会社を知る入口
求人票には、給与、休日、勤務時間、仕事内容、福利厚生など、たくさんの情報が並んでいます。
もちろん、それぞれの条件を比較することは大切です。
でも、気になる会社が見つかったら、書かれている数字や言葉をもう一歩だけ深く見てみると、会社の見え方が変わることがあります。
| 求人票に書かれていること | もう一歩見てみること |
|---|---|
| 月給25万円 | 基本給や手当、固定残業代などの内訳は? |
| 年間休日120日 | どんな休み方になる?土日祝?シフト? |
| 残業月10時間 | 平均値?繁忙期は?部署による違いは? |
| 未経験歓迎 | 入社後は誰が、どのように仕事を教える? |
こうして見ると、求人票に書かれている情報は「答え」ではなく、その会社を知るための入口とも考えられます。
でも、ここまで全部調べないと応募しちゃダメってこと?
いや、そういうことじゃないよ。全部分かってから応募しようとしたら、なかなか動けなくなる人もいると思う。
大事なのは、気になるところが出てきたら「もう少し見てみようかな」と考えること。分からないことは、あとで質問することもできるからね。
求人票を見るときの考え方
すべての項目を細かく調べる必要はありません。
自分にとって大切な条件ほど、その数字や言葉の「中身」を少し確認してみる。
それだけでも、求人票から分かることは増えていきます。
ではここから、実際によく見る求人票の表現を例に考えてみましょう。
「未経験歓迎」なら、入社した後まで見てみよう
求人を見ていると、よく見かけるのが「未経験歓迎」という言葉です。
経験がない仕事に挑戦したい人にとっては、応募先を広げるきっかけになる言葉ですよね。
でも「未経験歓迎」って、どこまで本当に未経験でいいんですか? 入ってから「これくらいできると思ってた」って言われたら怖いかも。
なるほど。ソウタが気になってるのは、「応募できるか」より「入社してからやっていけるか」なんだね。
ここは、「未経験歓迎」という言葉だけで判断せず、求人票のほかの部分も一緒に見てみると分かりやすくなります。
「未経験歓迎」と一緒に見てみたいところ
- 仕事内容|最初に担当する仕事が具体的に書かれているか
- 研修・教育|入社後にどのように仕事を覚えるのか
- 応募条件|資格や経験など、本当に必要な条件は何か
- 職場情報|未経験から始めた人がいるか
- 入社後の流れ|最初の数週間・数か月をイメージできるか
採用する側では、どう考えている?
企業が「未経験歓迎」と書く理由も一つではありません。
経験者だけに絞らず広く応募してほしい場合もあれば、入社後に仕事を覚えてもらうことを前提として募集している場合もあります。
一方で、採用担当者が「未経験の人は、入社後の何が不安なのか」まで求人票に書き切れていないこともあります。
カジの採用側メモ
採用する側は「経験がなくても応募できます」という意味で「未経験歓迎」と書いていても、応募する側は「本当に仕事を覚えられる?」「誰が教えてくれる?」まで気になります。
同じ「未経験歓迎」でも、企業が伝えたつもりのことと、求職者が知りたいことが少しズレることがあります。
じゃあ、「未経験歓迎って書いてあるから大丈夫」で終わるんじゃなくて、どうやって仕事を覚えるのかまで見ればいいんですね。
うん。ただ、求人票に全部書いてないからといって、すぐ「教育してくれない会社」と決める必要もないよ。分からなければ、説明会や面接で聞いてみてもいい。
自分ならどうする?
気になる求人に「未経験歓迎」と書かれていたら、あなたは何が分かれば安心して応募できそうですか?
「未経験歓迎」は、応募できるかどうかを見るための情報。
そこからもう一歩進んで、「未経験の自分が、入社後に仕事を覚えていく姿を想像できるか」まで見てみると、会社選びの材料が増えていきます。
「年間休日120日」なら、休み方まで見てみよう
求人を比較するとき、年間休日をチェックしている人も多いと思います。
「年間休日120日」「年間休日125日」など、数字で比較しやすいので、会社選びの条件にもなりやすい項目です。
ただ、実際の働き方を考えるなら、休日の日数と一緒に「どう休むのか」も見てみましょう。
年間休日が同じ120日でも、会社によって休み方が違うってこと?
そう。同じ休日数でも、土日を中心に休む会社もあれば、シフトで休む会社もある。仕事によって休み方は結構違うよ。
年間休日と一緒に確認してみたいこと
- 休日の曜日|土日祝中心なのか、シフト制なのか
- 週休の考え方|毎週何日休めるのか
- 長期休暇|年末年始・夏季休暇などはあるか
- 有給休暇|求人や採用サイトに取得状況などの情報があるか
- 繁忙期|時期によって休み方が変わる仕事なのか
たとえば、土日休みを重視する人と、平日に休める方が便利だと感じる人では、同じ「年間休日120日」でも受け取り方が違います。
土日中心の休日
家族や友人と予定を合わせやすいと感じる人もいます。
シフト中心の休日
平日に役所や病院、買い物などへ行きやすいと感じる人もいます。
どちらが良いという話ではありません。
大切なのは、自分がどんな休み方をしたいのかと求人の条件が合っているかです。
「休日が多い」だけでは分からないこともある
カジの採用側メモ
採用する側は「年間休日120日」と数字を書けば休日について説明できていると思っていても、求職者が知りたいのは「実際にどんな生活になるのか」だったりします。
企業は「制度」を伝え、求職者は「生活」を想像している。 ここにも少し、見ているものの違いがあります。
なるほど。年間休日の数字を比較するだけじゃなくて、自分の生活に置き換えてみればいいんだ。
あなたならどうする?
「休日の日数」と「休む曜日」。あなたが仕事を選ぶとき、どちらをより重視したいですか?
求人票で休日を見るときは、数字だけではなく、「この休み方なら、自分はどんな生活になるだろう?」と考えてみてください。
同じように、数字だけでは実態が分かりにくい項目があります。
次は、求人票でよく見る「残業月10時間」について考えてみましょう。
「残業月10時間」なら、その数字の背景を見る
求人票でよく見るもう一つの数字が、「残業月○時間」です。
残業時間は、仕事と生活のバランスを考えるうえで気になる情報の一つです。
ただし、「月10時間」と書かれていたとしても、その数字だけで実際の働き方をすべて判断できるとは限りません。
月10時間なら、単純に考えると1日30分くらいですよね。それなら結構少ないって考えていいのかな?
そう見えるよね。じゃあ、その「10時間」がどんな10時間なのか、もう少し考えてみようか。
残業時間と一緒に見てみたいこと
- 平均なのか|社員全体や一定期間の平均値なのか
- 繁忙期があるのか|特定の月だけ忙しくなる仕事なのか
- 部署による違い|配属先によって働き方が変わる可能性はあるか
- 残業が発生する場面|日常的なのか、特定の業務や時期に集中するのか
- 勤務時間との関係|始業・終業時刻を含めて自分の生活に合うか
たとえば同じ「月10時間」でも、毎日少しずつ残業する場合もあれば、繁忙期の数日間に集中する場合もあります。
平均値の場合は、ほとんど残業しない人と、比較的残業が多い人が含まれている可能性もあります。
同じ「月10時間」でも
毎日少しずつ残業する
月末や繁忙日に集中する
部署や担当業務によって差がある
数字が同じでも、生活への影響は同じとは限りません。
採用担当も、すべての働き方を一つの数字では伝えきれない
カジの採用側メモ
求人票では、働き方を分かりやすく伝えるために「平均残業月○時間」のような数字が使われることがあります。
でも、部署・時期・仕事内容による違いまで、一つの数字だけで伝えるのは難しいこともあります。
数字は大切な判断材料。でも、数字だけで会社の働き方全部が分かるわけではありません。
じゃあ「10時間だから大丈夫」「20時間だから無理」って数字だけで決めるより、自分が気になるなら働き方まで確認すればいいのか。
そうだね。残業をどこまで重視するかも人によって違うし、自分にとって大事なら一歩深く見てみればいい。
あなたならどうする?
残業時間を見るとき、あなたが知りたいのは「平均時間」だけですか? それとも「いつ・なぜ残業が発生するのか」まで知りたいですか?
給与、休日、残業、未経験歓迎。
求人票には会社を知るための情報がたくさんあります。
ただ、ここで一つ気をつけたいことがあります。
「詳しく書いていない求人=悪い会社」とは限らないということです。
次は、求人票に情報が少ないときの考え方を見てみましょう。
情報が少ない求人=悪い会社、とは限らない
ここまで読んで、
「じゃあ、仕事内容や研修、休日のことまで詳しく書いてある求人を選べばいいんだ」
と思った人もいるかもしれません。
確かに、詳しい情報が書かれていれば、応募する側は判断しやすくなります。
でも、情報が少ない求人だからといって、それだけで「良くない会社」と判断するのは少し早いかもしれません。
私、情報が少ない求人を見ると「何か書けない理由があるのかな」って、ちょっと警戒しちゃうかも。
そう感じる人はいると思う。応募する側からしたら、情報が少ないと不安になるよね。
でも採用する側から見ると、「隠している」というより「何を書けば応募する人が安心するのか分かっていない」ケースもあるんだ。
採用担当者が、求人づくりの専門家とは限らない
会社によっては、採用だけを担当する専門部署があるとは限りません。
総務や人事、場合によっては現場の責任者などが、普段の仕事と並行して採用を担当していることもあります。
そのため、会社の中では当たり前になっていることを、求人票に書き忘れてしまうことがあります。
企業側では
「入社したら先輩が教えるのは普通だから、わざわざ書かなくても分かるかな」
応募する側では
「研修について何も書いてない。未経験でも本当に大丈夫なのかな?」
同じ会社を見ているのに、企業側の「当たり前」と、求職者側の「知りたいこと」がズレているわけです。
カジの採用側メモ
求人票の情報量から分かることはあります。でも、「書いていない=制度がない」「説明が少ない=悪い会社」まで自動的に決まるわけではありません。
逆に、求人票に魅力的なことがたくさん書いてあるからといって、それだけで自分に合う会社とも限りません。
求人票は、会社を判断するための材料の一つとして見るのがよさそうです。
大事な情報が分からないなら、次の情報を探してみる
だからといって、不安なまま応募する必要もありません。
求人票だけでは分からないことがあれば、別の情報も見てみましょう。
求人票だけで全部判断しようとしなくてもいいんだ。私は気になったら採用サイトとかSNSも見てみようかな。
僕はある程度条件が合ってたら、説明会とか面接で聞くかな。その方が早いこともありそう。
二人とも違う方法だけど、それでいいと思う。調べてから動く人もいれば、会って確かめる人もいる。自分が判断しやすい方法を使えばいいよね。
覚えておきたいこと
求人票に書いていないことを、想像だけで「良い」「悪い」と決めない。
自分にとって大切なことなら、別の情報を探したり、企業に質問したりして確かめることができます。
では、応募する前に最低限どこを確認しておけばいいのでしょうか。
次は、ここまでの内容を7つのチェックポイントにまとめてみます。
全部分かってから応募しなくてもいい
求人について調べ始めると、気になることが次々に出てくることがあります。
仕事内容、研修、配属先、休日、残業、職場の雰囲気、将来のキャリア。
どれも、会社を選ぶうえで大切な情報です。
でも、応募する前にすべてを理解しておかなければならないわけではありません。
私は気になる会社があると、検索して、採用サイトを見て、SNSも見て……。気づいたらずっと調べてることがあります。
僕も。「まだ分からないことがある」って思うと、応募ボタンを押していいのか迷います。
僕は逆かも。絶対に合わない条件がなければ、一回話を聞いてみようかなって思う。
ここも違うね。調べて安心してから動きたい人もいれば、実際に話を聞きながら判断したい人もいる。
応募は「入社を決めること」ではない
応募したからといって、その会社への入社が決まるわけではありません。
選考では企業が応募者について知っていく一方で、応募者にとっても「この会社で働きたいか」を確かめていく時間になります。
少し気になる
もっと知ってみる
会社と話して確かめる
自分に合うか判断する
最初の求人票だけで、最後の判断までしなくてもいいんです。
ただし、自分にとって譲れない条件は先に確認しよう
一方で、何も確認せずに応募すればいいということでもありません。
人によっては、応募前に確認しておきたい「ここだけは譲れない」条件があります。
大切なのは、すべての情報を同じ重さで調べることではなく、自分にとって重要な情報を分けて考えることです。
応募前に知っておきたいこと
自分にとって譲れない条件や、応募するかどうかに大きく影響すること。
応募後でも確認できること
説明会・会社見学・面接などで、実際に企業へ聞いて判断できること。
カジの採用側メモ
面接では企業から質問されるので、「評価される場所」という印象が強いかもしれません。
でも、応募する側が会社について確認する場でもあります。
「選ばれるだけ」ではなく、自分も会社を見ている。 その視点は持っておいていいと思います。
ちょっと考えてみよう
あなたが「これが分からないままでは応募しにくい」と感じる条件は何ですか?
慎重に調べてから応募してもいい。
ある程度条件が合えば、まず話を聞いてみてもいい。
どちらか一つが正解ではありません。
ただ、求人票を見て分からないことが出てきたとき、そこで止まる以外にも方法があります。
次は、分からないことを「質問」に変える方法を考えてみましょう。
全部分かってから応募しなくてもいい
求人について調べ始めると、気になることが次々に出てくることがあります。
仕事内容、研修、配属先、休日、残業、職場の雰囲気、将来のキャリア。
どれも、会社を選ぶうえで大切な情報です。
でも、応募する前にすべてを理解しておかなければならないわけではありません。
私は気になる会社があると、検索して、採用サイトを見て、SNSも見て……。気づいたらずっと調べてることがあります。
僕も。「まだ分からないことがある」って思うと、応募ボタンを押していいのか迷います。
僕は逆かも。絶対に合わない条件がなければ、一回話を聞いてみようかなって思う。
ここも違うね。調べて安心してから動きたい人もいれば、実際に話を聞きながら判断したい人もいる。
応募は「入社を決めること」ではない
応募したからといって、その会社への入社が決まるわけではありません。
選考では企業が応募者について知っていく一方で、応募者にとっても「この会社で働きたいか」を確かめていく時間になります。
少し気になる
もっと知ってみる
会社と話して確かめる
自分に合うか判断する
最初の求人票だけで、最後の判断までしなくてもいいんです。
ただし、自分にとって譲れない条件は先に確認しよう
一方で、何も確認せずに応募すればいいということでもありません。
人によっては、応募前に確認しておきたい「ここだけは譲れない」条件があります。
大切なのは、すべての情報を同じ重さで調べることではなく、自分にとって重要な情報を分けて考えることです。
応募前に知っておきたいこと
自分にとって譲れない条件や、応募するかどうかに大きく影響すること。
応募後でも確認できること
説明会・会社見学・面接などで、実際に企業へ聞いて判断できること。
カジの採用側メモ
面接では企業から質問されるので、「評価される場所」という印象が強いかもしれません。
でも、応募する側が会社について確認する場でもあります。
「選ばれるだけ」ではなく、自分も会社を見ている。 その視点は持っておいていいと思います。
ちょっと考えてみよう
あなたが「これが分からないままでは応募しにくい」と感じる条件は何ですか?
慎重に調べてから応募してもいい。
ある程度条件が合えば、まず話を聞いてみてもいい。
どちらか一つが正解ではありません。
ただ、求人票を見て分からないことが出てきたとき、そこで止まる以外にも方法があります。
次は、分からないことを「質問」に変える方法を考えてみましょう。
分からないことは「応募しない理由」ではなく「質問」に変えられる
求人票を読んでいて、分からないことが出てくるのは自然なことです。
そんなときは、その疑問を説明会や会社見学、面接で聞く「質問」に変えてみましょう。
でも面接で「残業って本当に少ないんですか?」とか聞いたら、印象悪くならないですか?
聞きたい内容そのものより、聞き方を少し工夫するといいかもしれないね。「疑っている」ではなく、「働き方を知りたい」という質問にしてみようか。
求人票の「?」を、こんな質問に変えてみよう
未経験歓迎
気になること 本当に未経験でも仕事を覚えられる?
↓
「未経験で入社した場合、最初はどのような仕事から担当することが多いですか?」
残業月10時間
気になること 繁忙期も本当に10時間くらい?
↓
「残業時間は月平均10時間とのことですが、時期によって増えることはありますか?」
年間休日120日
気になること 実際にはどんな休み方になる?
↓
「年間休日120日とのことですが、通常はどのような休日の取り方になりますか?」
仕事内容
気になること 入社したら実際に何から始める?
↓
「入社後1〜3か月くらいは、どのような業務を担当することが多いですか?」
質問するときは「自分が知りたいこと」を具体的にする
質問を考えるときは、「大丈夫ですか?」だけで聞くより、何を知りたいのかを具体的にすると答えてもらいやすくなります。
少し答えにくい質問
「未経験でも大丈夫ですか?」
具体的にした質問
「未経験で入社した方は、どのくらいの期間で基本的な仕事を覚えることが多いですか?」
カジの採用側メモ
採用担当者にとっても、具体的な質問をしてもらった方が、応募者が何を不安に感じているのか分かりやすくなります。
また、質問への回答そのものだけでなく、企業がどのくらい具体的に説明してくれるかも、会社を知る材料になります。
これなら聞けそう。「残業少ないって本当ですか?」より、知りたいことも伝わりますね。
うん。求人票で分からなかったことが、企業をもう少し知るための質問になる。そう考えると「分からない」も悪いことじゃないよね。
NEXT ACTION
気になる求人を1つ開いて、「?」を1つ探してみよう
その「?」を、説明会や面接で聞ける質問に変えてみてください。
求人票は、そこに書かれている情報だけを見るものではありません。
書かれていることから考え、分からないことに気づき、それを確かめていく。
そうすることで、少しずつ「この会社で働く自分」が見えてきます。
まとめ|求人票から「自分が働く姿」を想像してみよう
求人票を見るとき、給与や休日、勤務地などの条件を比較することは大切です。
でも、気になる会社が見つかったら、そこでもう一歩だけ考えてみてください。
この記事で一番伝えたいこと
「この会社で、自分が働いている姿を少し想像できるだろうか?」
たとえば、
未経験歓迎なら、入社後にどう仕事を覚えるのかを見る。
年間休日なら、日数だけでなくどんな休み方になるのかを見る。
残業時間なら、数字だけでなくその背景も考えてみる。
仕事内容なら、入社後に自分が何をしているのか想像してみる。
そして、求人票だけでは分からないことがあっても、それだけで会社の良し悪しを決める必要はありません。
採用サイトを見てもいい。会社説明会へ行ってもいい。面接で質問してもいい。
反対に、自分にとって譲れない条件が合わないなら、応募しないという判断もできます。
私はこれからも結構調べると思う。でも、「全部分からないと応募できない」って考えなくてもよさそう。
僕は「分からないこと」を整理しておけば、応募するときの不安が少し減りそうです。
僕はやっぱり、ある程度合ってたら話を聞きに行くかな。そこで分かることもありそうだし。
みんな見方も動き方も違うね。でも、自分が何を大事にしたいのかを考えてるところは同じなのかもしれない。
最後に、ひとつだけやってみよう
今、気になっている求人があれば、一つだけ開いてみてください。
NEXT ACTION
「この会社で働く自分を、どこまで想像できる?」
そして、まだ想像できないところがあれば、その理由を一つだけ見つけてみましょう。
それが、次に調べることや、企業へ聞いてみたい質問になります。
会社を選ぶというのは、求人票の数字を比べることだけではありません。
自分はどんな働き方をしたいのか。
求人を見るたびに少しずつ考えていけば、自分なりの会社選びの基準も見えてくるはずです。
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企業は、求職者がどこを見ていると考えている?
ここまで、求職者側から「求人票のどこを見ればいいのか」を解説してきました。
では反対に、採用する企業側は、 「なぜ応募が来ないのか」「求職者は何を見て会社を選んでいるのか」 をどのように考えているのでしょうか。
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